皮膚への吸収の違い

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経皮毒はどのように体内に侵入するのか、大きく分けると「経口吸収」「粘膜吸収」「経皮吸収」の3つなります。

■経口吸収
経口吸収とは、食べ物などを口からものを吸収するということをいいます。
経口吸収した食べ物や医療品などは、たとえそれが万一、経皮毒性があったとしても肝臓の代謝酵素の働きによって、経皮毒のような有害物質は90%以上分解・解毒してくれます。
これは長い歴史の中で、人間の体が体外のものを口から吸収するようにできているためで、口から入ってきた毒性の高いものを排出するという働きが備わっています。
しかし、少ない量でも毎日有害化学物質を口にしていると、体内に蓄積されていきます。

■粘膜吸収
粘膜吸収とは、空気に含まれる有害物質を呼吸によって体内に吸収することをいいます。
有害物質は呼吸によって肺に吸い込まれ、直接血液に入っていくので、毒性の危険性が高く吸収率もあがり危険です。
タバコの煙は約4000種類の化学物質が含まれていて、自分が喫煙しなくても煙によって粘膜吸収されることになります。

■経皮吸収
経皮吸収とは、皮膚から物質を吸収することです。
皮膚は基本的に壁のような構造になっていて、外部からの物質を妨げる役割を持っていると考えられていましたが、その後の研究により、脂に溶けやすい性質(脂溶性)の物質は皮膚からでも吸収されやすいという結果がでています。
また経口吸収の毒素排出率が90%なのに対して、経皮吸収によって取り込まれた毒素の排出率は10%程度といわれています。

■体の部位による吸収率
角質層が薄い部位ほど吸収率が多く、厚い部位ほど少なくなります。
口の中や肛門などの粘膜は、角質層がないので皮膚バリアは全く効果がありません。
また、年齢によっても吸収率は異なり、成人よりも幼児・高齢者の方が吸収率が高く、特に乳幼児の場合は皮膚の形成が未発達であるため注意が必要です。

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